暑いときには、コロンボ(カリブのカレー)が食べたい。 |
日中 温度計を見ると、36.5度でした。
南仏 一気に気温が急上昇。
こんな 暑い日には カレー系が食べたくなります。 そのなかでも フランスに来て知ったコロンボがお気に入り。
スリランカやインド系の人たちがカリブに持ち込んだスパイスで、「コロンボ風カレー」というものだけど、れっきとした郷土料理です。

カリブの島、マルチニックやグアダルーペ島の料理です。家庭によりレシピはさまざま。
COLOMBOを作るとき かなり時代は古いんですが やはり あの顔と例の音楽がセットで思い出してしまう・・・。
困ったものです。
「うちのカミさんがね・・・。」
さて レシピは
材料 10人分 多ければ次の日にまた食べましょう。 煮込み料理は次の日が一番。せっかく調理中暑い思いをするのですから、つくるのなら多めに。
鶏 1.5キロ 一羽 (le poulet fermierがやはりいいです。) *日本では難しいのでもも肉あたりで。
玉ねぎ 大きいもの 1個
クルジェット(ズッキーニ) 2個
ジャガイモ 4個 季節によってナスやほかの野菜でも美味しい。
人参 2本
トマト缶 1缶
パセリ
ニンニク 2片
乾燥タイム
ローリエの葉 2枚
コロンボ カレーパウダー 一袋 *インドカレーと比べて辛くなく、マイルドです。
レモン ビオ
Les graines à roussir 大さじ 2--- クミンシード、フヌグレッグシード、イエローマスタードシードのミックス

フランスでよく見かけるのはこれ。 あとはスーパーのスパイスコーナーでも売っています。
下準備 1時間から一晩
鶏1羽を8個ぐらいに切る。
大きいボウルに塩/コショウ、ニンニク2片ほどつぶす、クローブ2個、酢 コーヒースプーン4杯(かわりに絞ったレモン汁1つ分でもよい)、ローリエの葉2枚、コロンボカレーパウダー、コーヒースプーン2杯 (すべて分量外)とぶつ切りの鶏肉を混ぜて1時間から一晩おく。
作り方
① フライパンに Les graines à roussir --- クミンシード、フヌグレッグシード、イエローマスタードシードのミックスを乾煎りする。
② 油を加え、玉ねぎ、タイム、ローリエを加えて炒める。
③ マリネした鶏のぶつ切りを加えて、さらに炒める。
④ コロンボ パウダーをスープスプーン、山もり4杯分を加える
⑤ 水+マリネ液を加える。水加減はひたひたになるまで。塩加減を調整する。 ふたをして20分ほど煮る。
⑥ 大きめに切ったクルジェット、じゃがいも、人参、トマト缶を加えて ふたをとって中火で30分ほど煮る。
⑥ 煮汁が減って、野菜がよく煮えたら火を止める。
⑦ 最後にレモン汁を加える。
ご飯と一緒にいただきます。
ちなみに写真はカリビアンピラフとともに。
辛いもの好きな方は これだとマイルドで物足りないかも。
その時は、カリブの唐辛子で作ったハバネロソースがよく合います。
うちは レユニオン島の辛いソースでいただくのですが、アンティエ(カリブ出身の人たち)には邪道なのかもしれません。

レシピはまた今後紹介しますねっ。
カイエンペッパーとバスクの唐辛子、エスペレットの苗は植えましたが、ハバネロは来年、島とうがらしと一緒にトライしてみます。手作りハバネロソースを作りたいので。
piment antillais もしくは ハバネロ。 ミニピーマンと思って食べるとかなり危険。
アペリティフはもちろんティポンシュで。
グラスにライムのしぼり汁ときび砂糖(シロップは便利)をよく入れて、ラム酒を注ぐんですが、これで夏はばっちり。踊りたくなっちゃいます。
