2023年 07月 27日
ロスコフの玉ねぎでコンフィ (Confi d'Oignons de Roscoff) |
ワタシにとってブルターニュといえば...

雨雨そして雨。湿気が嫌い。 南の気候の方が好き
バター。 体にくる。酷いと機能がストップ。オリーブ油の方が合う
シードル。 飲んべいなのにこれも体に合わない、重くなる
風景。 アルプス滞在後、平坦な土地が物足りなくなった
という感じ...。
色々難癖をつけるコメンテーター(ワタシ)と共に旅行するのも簡単ではないとおもいます。
こんなブルターニュに対して塩対応のワタシの心の中に、すっと入っていったのはロスコフとグラニットローズの海岸線でした。
この雲と光よ、時間毎に変わる風景を味わうのもブルターニュ旅行の醍醐味でしょうか?(この頃理解し始めた!)
ロスコフの街は、イギリスを彷彿させ、細部がいちいち可愛く絵になる、しかしスノッブな感じがしないと私好み。(といいながら街の写真撮ってなかった...。)曇り空でも すぐにこの街が気に入りました。
ロスコフと言ったらこのピンク玉ねぎ!!というくらい有名で、この旅で現地の玉ねぎを買って帰ることが密かなミッション。(まあ主要都市のスーパーでもお求めいただけるのですが。値段は普通の玉ねぎの倍します。)
このロスコフの玉ねぎの歴史が私にとってツボ。
17世紀ポルトガルから修道士がこの紫玉ねぎを持ち帰り、広め、19世紀には蒸気船でイギリスなどへ遠征するようになった。(外貨稼ぎか?) 刺激臭もあまりなく、生でもピリリとしない玉ねぎ(これほんと!!) は刺激臭&味を嫌うイギリス人にも受けたのでしょう。ビタミンCなども豊富!! 船乗りにも人気だったのでしょうか?
この時代たくさんいたヤンとかヤニックと名乗る行商人を皆が英国風の名前で「ジョニー」と呼び、ロスコフのピンク玉ねぎのことをジョニーの玉ねぎと呼ぶようになったとか。日本だと「太郎」の玉ねぎといったところかな?
玉ねぎで出稼ぎが出来た時代!! かなりいい値がしたのでは? ジョニーが玉ねぎを自転車にぶら下げてぞろぞろと下船する様子見たかったな。下船したまま売りに行けそう。何キロもある玉ねぎぶら下げてバランスとるのはかなり難しいのでは?。
今も玉ねぎ祭りで 8月の第3週末に(新たまの季節かな?)その面影が見られるそうな。
違う視点で シマシマボーダー好きの私にはたまらない祭りのような!
機会があったら行ってみたい。
街のそこらじゅうで玉ねぎが売られるんだと思います。
文字どおり玉ねぎジョニー!! ハーレーに玉ねぎ笑、ロックです。 このユーモア結構好き笑
亡くなっても永遠にフランス人の心に生き続ける、フレンチロック界の重鎮、ジョニー。そのエスプリ、未だに分からないままだけど、このスティッカー2€なら欲しい。
古い家の飾り彫刻にも 元祖玉ねぎジョニーが?
市内では7月中旬はまだ季節が早いのか、たまたま開いていたマルシェで買えました。
忘れてはいけない、ブルターニュはアーティチョークの生産が仏内でトップ。アーティチョークのみのスタンド発見。既に茹でたものも販売。
あとはオマール(ロブスター)もね。
買った玉ねぎでまず思いついたのがコンフィ。
さて 今回 ブルターニュ繋がりでシードルと一緒に煮てみました。程よい酸味と甘みが出ます。
材料 中瓶 1個分
ロスコフ 小中 玉ねぎ 3個 約250g
塩 2g
オリーブオイル 小さじスプーン 1杯
シードル ブリュット 1/2本分 (325cc)
水 100cc
好みで 砂糖 少々
作り方
1 玉ねぎの皮を剥いてみじん切りに。
2 小鍋にオリーブ油を入れ玉ねぎを中ー弱火で炒める。
3 玉ねぎが柔らかく透明になってきたら、塩、水を加えさらに弱火で煮る。
4 水分が減ってきたら半分の量のシードルを入れる。
5 再び水分が減ってきたら もう半分のシードルを加え煮詰める。
瓶に入れて冷蔵庫で保存
焦げないように注意。最後飴色になる。市販のコンフィより甘み抑え目なので、好みでブラウンシュガーを少しくわえても。
弱火で気長に煮詰めるので加熱時間は1時間くらいかかります。
コンフィで何作ろう?
一口パイ生地にちょこんと載せたり、スティック状の生地に練りこんだり。ちょっとしたアペロにいいですね。
あまり食べないけどパテ、フォアグラ、チーズに合わせたり。
フランス人はこういうコンフィやジャムとチーズの組み合わせのセンスがあるので、色々仏人のレシピを見てみよう!!
日本人の私は こういう組み合わせ、今でもなかなか思いつかないな...。

とりあえず、ステックアッシェ(ハンバーグ状の牛ひき肉)にマスタードと一緒に。甘辛でとても西洋人(特に北)好みの味になりました。
そういえば Bordier ボルディエのステキなミニバターお味見セットの中にもあった。トーストしたバゲットにつけただけで なかなか美味しかった記憶が。
この機会にいろいろ試してみることにします。
ロスコフからグラニットローズへ。
海岸線にはGR34という歩道があります。モンサンミッシェルからウチから25キロのサンナゼールまで2000キロ、 ブルターニュの海岸沿いをひたすら歩くと3ヶ月かかる。これをちんたら季節のいい時に数日用の区間を決めてお遍路さんのような旅がしたくなってきました。
グラニットローズの巨石は、とても有機的なフォルムをしたものが多く、これは何に似てるかな?って想像するのが楽しい。
色も暖かく、穏やかな磁場を感じます。夕日を浴びて更にピンク色に輝くとか。
これはどう見ても巨人の横顔。
画家のパレットと呼ばれている岩、詩的だわ。
とりあえずこの美しいピンクの海岸から始めるのもいいかも!!
ピンクグラニット(花崗岩)のパワーがもらえますよ。
by atelier-cuisine
| 2023-07-27 03:46
| お料理レシピ



















