2022年 09月 19日
フランス全国で欠品中! 自分で育てた種で手作りマスタード... |
このマスタードがフランス全国で欠品中!
欠品理由は? フレンチマスタードの原料、マスタードシードの8割方はカナダ産なのですが、(それを初めて知った仏人も多かったはず)そのカナダで去年干ばつのため不作だったとのこと。
マスタードってフランス人にとって日本人の醤油くらいに重要なものかと私は思っていたので、急に欠品で暴動なんかが起きやしないか?と案じたほどです。(私だけ?) ビネグレットソースにも欠かせないし。
えっ?オリーブオイルでええやん!って南の人に言われるかも知れないけど...。
お店から姿が消えて、もうかれこれ4ヶ月。
欠品1ヶ月目にして、これは当分入らないだろうと、マスタードの種を園芸店で買って(500g) 5月の下旬にまきました。
30メートルの長さの畝に200gの種をまいて待つこと3ヶ月。
75日で収穫!って箱に書いてあったけど、実際 サヤが乾燥するのにもう少し時間がかかったかな?
この自分で撒いて収穫したマスタードの種で作ったらさぞかしうまいのでは!と期待が膨らむだけ膨らんで、そして虚しくしぼんだ夏...。
むっちゃ暑い中、刈りとりです。
サヤ(小さいとげとげがあってチクリと痛い)から種をとります。軍手必須!
この地道な手作業、かかった時間は怖ろしくて言えません。
まだサヤなど残っているので風で飛ばします。(原始的)
200g蒔いた種で約600g収穫。3倍に増えた!と喜んでいいのか? 苦労してこんなもん?
鍋にアップルビネガー、塩、水を加えて冷蔵庫で一晩寝かします。レシピによるとこれをごま豆腐のようにひたすら潰しながら練るって無理無理! さらに茶こしで仕上げ。無理無理!!
直ぐにあきらめて、ムーラン ア レギューム moulin à légumes (野菜用ミル) ではどうかとトライ。
最後にはハンドミキサーで解決。最初からそうすればよかった...。
色はベージュでイマイチなんで、ターメリックをティスプーン1杯加えます。と言いつつ調子に乗って倍量したんでかなりのイエロー。
やっぱりツンとした辛みないぞ!と急遽ビオコープでホースラディッシュパウダーを購入。でもあまり変わらないような...。(涙)
でも久しぶりのマスタードなんでハンバーガー作っちゃいました。そう!この味、イギリス系のマスタードに似ているなって思い出しました。
近所のスーパーで一回だけ買えた貴重なマスタード。(お一人様一品限り)
普段見かけたことがないポーランドのフレンチマスタード(らしい)。Dijonって思いっきり書いてあるし。
砂糖くわえてないよってわざわざ表記してあるのが反対に?? 普通加えるんか? これは北国系がフレンチマスタードをイメージしたら、こんなの出来上がりました!という仕上がりです。
黄色、白いマスタードシードは超マイルドでほんのり甘く北国好み。でもフレンチマスタードでないやん!と言うことで、今回は育てる時間もない事ですし(というか もうしない!!),お店のスパイスコーナーで茶色のマスタードシードを買って同じように作ってみました。もうここまできたら執念ですね。
半粒マスタード 小瓶 1瓶
茶色のマスタードシード 50g
白ワインビネガーかアップルビネガー 40ml
塩 4g
水 40ml
茶色の方は辛みも少しあり、甘みもなく、テクスチャーもさっぱり。黄白よりねっとりとせず、皮は茶色ですが、本体は天然の黄色。色々違うのですね! にわかマスタード研究員になりましたよ。
10日間ほど冷蔵庫に寝かして出来上がり。
Moulin à légumes の細かい目のもので、外皮が割と取り除けたけれど、つぶつぶ感が残りました。
まあ半粒マスタードちゅう感じですかね。
時折鼻にツンとくるかこないか?というレベルです。
ディジョンのマスタード!! 本当はこれに近い感じにしたかったのですが、まだまだ遠い。茶色い外皮を剥いた種で作るって??
どうやって剝くんや? ビネガーもブルゴーニュのワインビネガーを使わないとですよね?
まあ11月くらいから入荷されるようで何よりです。(ホントか?)
欠品が創造を生む! またひとつ経験になりましたね。(とさらりと言えない自分がここに...。)
by atelier-cuisine
| 2022-09-19 16:02
| お料理レシピ














