2015年 12月 31日
ノエルも終わり ガレット デ ロワの季節になりました。 |
クリスマスも終わり、これからはガレットの季節です。
正確はエピファニーにちなんだお菓子なので、1月6日だとか8日に食べるものなのですが、早いときは12月初めから、そして だいたい2月のクレープが中心のマルディグラまで売られていたりします。
パン屋/お菓子屋さんにもたくさん並びます。ブリオッシュタイプは南でよく見かけますが、やはりアーモンドクリームの入ったガレットが好き。
シンプルで素朴なアーモンド風味のこのお菓子は、今の季節ではなくとも好きなお菓子で、子供たちは季節外れでもよくリクエストをします。
ガレットのデコレーションも、子供たちが小さいときは、アンパンマンとかキティーとかバーバーパパだったときもありますが、年齢が上がるにつれてシンプルになりました。
今回は王様/お妃さまの冠もワイヤーで手作り。
さらにガレットの中に入れるフェーヴも作ってみました。
フェーヴはくじに当たった高揚感をだしたいので、重要なアイテム。
毎回 手作りフェーヴを作ればよかったと思うときには、年末の忙しい中で すでに遅し、そして手持ちの変わり映えのしないフェーヴですますというパターンでしたが、今回は11月から作っていましたので、余裕で間にあいました。
ラッキーアイテムがテーマで 思いつくままに、時にはフランスマダムたちに聞いたりして、数を増やしました。
数字のラッキーセブンはアングロサクソン系なのか、仏人にはピンとこなかったり、数字の13がラッキーでもアンラッキーでもある強い数字だとか、そんなたわいもない話をしながらの作業です。
南フランスはセミ(シガル)がラッキーアイテムで有名。家の外壁にもセミの陶器の飾り物があったりします。
豚は中国風に金運でも舞い込むかと思い作ったのですが、金色でないとご利益ないかも?
四つ葉のクローバー、テントウムシ、馬の蹄鉄、ツバメあたりは定番のラッキーアイテムですね。
あとは l'oeil de sainte lucie(聖ルーシーの目)と呼ばれる貝のふたの部分のくるくるも幸運を呼ぶって今回教えてもらいました。(そうして作ったのが写真の左の青のくるくる。)
さらにお友達にカードと一緒にいくつかのフェーヴを送ったところ、なかなか好評で、作るのも遊び心で楽しかったものだから癖になりそう。これからいろいろ作ってみようかと思っています。
材料 タルト型 27-30センチ
バター 100g *室温で戻しておく
アーモンドパウダー 100g
砂糖 50-100g 好みで調整してください。
卵 2個
ラム酒 小さじスプーン 2杯 *今回はミュスカを使用
塩 ほんの少々
パイシート 丸 2枚
卵黄+水 分量外
作り方
1 材料をボールに入れてよく混ぜる。
2 パーシートをタルト型に入れる。型がなくてもオーブンシートにパイシートをのせて作れる。
3 1の材料を注ぐ。
4 フェーヴを入れるのを忘れずに。
5 もう一枚のパイシートをのせて、ナイフなどで好きな模様を描く。
6 溶いた卵黄に水を少々加えたものを刷毛でぬって、180度に熱したオーブンで30分ほど焼く。
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by atelier-cuisine
| 2015-12-31 23:33
| お菓子レシピ